■本院の理念
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皆さんは現在の歯科医療に満足でしょうか?
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私どもは大学において歯科医学の教育・研究・臨床に携わってきました。その立場から申し上げますと、歯科の医療技術は日々進化し続けておりますが、保険制度上の問題から最新医療を気軽には提供できないもどかしさを感じます。
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皆さんもご存知のように、我が国の保険財政は極めて切迫した状態で、歯科の保険適応は年々縮小の傾向にあります。現行では保険診療と自費診療の混在(いわゆる混合診療)は厳しく制限されております。
したがって、診療の大部分が保険の範囲内であっても、一部に保険適応のない医療技術を導入すると、そのすべてが自費診療となってしまう、という状況を生んでいるのです。実際に、もし新しい医療技術が使えたならば、改善が望めた状態であっても、保険診療の範囲内で満足せざるを得なかった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
このような"歯科診療に対する諦め"は、実は患者さん側だけが感じている問題ではありません。私ども医療提供者の側も現行の保険制度内では少なからず同じ様な諦めを感じ続けてきたのです。そして今、この諦め(失望)が歯科医療の将来に深刻な影
を投げかけていると言っても過言ではありません。
しかしながら患者さんの中には、それでも可能ならば最新の歯科技術を受けたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
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私どもは、「純粋に医学的な視点から可能な限り良質な歯科医療を提供する」ことを目標に当院を開設いたしました。
そのために |
1)できる限り医学的根拠に基づいた治療方針を採用すること。 |
2)充分な説明と同意に基づいて診療すること。 |
3)できる限り良心的な料金設定とすること。 |
4)費用の根拠と詳細を明示すること。 |
という方針を設定しました。
また、これを確実に実践するために、スタッフは歯周病、審美歯科の各分野において経験豊富な認定医専門医を揃えました。
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このような試みが社会的ニーズにどの程度合致しているかは正直の所わかりません。しかし、このような努力が必ずや明日の歯科医療の質的向上に資すると信じて、最大限の努力を払ってゆく所存です。 |